特許取得のMONBITは、門形ビットが特徴的な接触式塗布です。必要な部分を門で囲って塗布するのでフラックスが飛散しにくく、汚れる部位が限られるため清掃やメンテナンスがとても簡単です。また今まで塗布しにくかったスルーホール内部を毛細管現象を利用して充填するので「はんだ付け」品質の向上を実現します。
スルーホール充填式の有用性はトヨタグループ各社様でご採用され実績を上げています。今までのフラクサーとは一線を画したスルーホール充填式フラクサーMONBITをぜひお試しください。
門形ビットによる接触式塗布のため、必要箇所のみにフラックスを塗布することが可能です。
スルーホール内部や裏面まで確実にフラックス塗布できます。端子全周にもムラ無く塗布が可能です。
下面(部品挿入面)からのフラックス塗布も可能で治具レス、局所はんだ付けとのインライン化も実現。
専用クリーナーポットにビット部を挿入して溝内を清掃するので飛散が無くメンテナンスがとても簡単です。
フラックス供給用に開発した専用ポンプにより高精度な吐出量を実現。加圧タンクは必要ありません。
消耗品は先端ビットとポンプチューブだけ。交換間方法はナットを緩めるだけで簡単に短時間で行えます。
TSUTSUMIのフラックス塗布ロボットMONBITを導入いただいたお客様からのご意見をご紹介。
非接触(ジェット式など)方式を採用していたのですが、位置決めなど管理が難しく良く呼び出されていました。しかしMONBITに変更してから調整などが簡単になり、設備管理を現場に任せられるようになりました。
スポット噴流式のはんだ槽に付属のスプレー式フラクサーを使用していた工程をやめ、MONBITロボットに置き換えたところ、装置の汚れが劇的に減少しメンテナンス時間が大幅に削減できました。
パートさんが筆で手塗りしていた工程をMONBITで自動塗布するようになってから塗布量が安定してはんだ付け不良が減りました。その上、肩こりもしなくなったと従業員満足度にも貢献できました。
MONBITでフラックスを塗布するようになってからフラックスの廃棄ロスが目に見えて減少しました。環境にも優しく経済的で作業時間も削減できて良いことずくめ。
テストにあたって何を準備すればよいですか。
ワークサンプルは5~10セット程度ご用意いただき、実際にご使用になるフラックス材をご支給ください。ご導入予定のある新しいサンプルのテストは基本的に無償対応させていただきます。データー取りなどの追加テストや量産試作につきましては別途ご相談にて有償とさせていただく場合がございます。
フラックスの塗布状態は確認出来ますか。
フラックスの塗布テストの際にはフラックスに蛍光剤を添加したものを使用しますので、塗布後にブラックライトを照射することで塗布状態を見える化できるようにしております。
消耗品は何かありますか。また、消耗品の寿命や交換サイクルはどのくらいですか。
消耗品は先端ビット(モンビット)とポンプチューブの2点だけです。交換サイクルは約1ヶ月が目安となります。
ビットは何種類ありますか。
標準としているものは1種類ですが、対象ワークに合わせてカスタムが可能ですので数十種類の実績があります。
はんだ付と組み合わせることはできますか。
1台のロボットにフラックス塗布ユニットとはんだ付ユニットを組み合わることが可能です。複合機としてのご活用されているユーザー様は多数いらっしゃいます。
お問い合わせ
お問合せフォームやお電話にてご連絡ください。
サンプルテスト
ワークサンプルをお預かりしてはんだ付テストを行い、テスト結果のご報告致します。
仕様打合せ
テスト結果を基にオプション類の選定や仕様についてお打合せを行います。
御見積りの提出、設計、ご承認
仕様に基づき御見積りを作成、提出致します。
ご発注をいただき次第、社内へ製作仕様書を発行し設計を進めさせていただきます。
お客様へ構想図を提出し、ご承認後に部品調達を進めます。
組立、調整、検査
調達された部品で組立、調整、検査を社内で一貫して行います。
ご必要に応じてお客様にご来社いただき、出荷前検査を行います。
納入、設置、操作教育
お客様へ納入して操作教育、プログラミングトレーニング、メンテナンス指導など行います。
アフターサービス
消耗品の供給、オーバーホールなど、末永く対応させていただきます。